Obakuは、ミニマリズムとシンプルさからインスピレーションを得たタイムレスなデザインのウォッチを制作します。すべてのObakuウォッチの背景には、生の本質を大切にする古代アジアの禅の哲学と、デンマークデザインの伝統があります。何千キロも離れたところの伝統をブレンドすることは困難に思えるかもしれませんが、Obakuデザイナーたちは見事にノルディックとアジアデザインが融合するデザインを作り出しました。
Obakuのすべてのウォッチはタイムレスで長きにわたり愛されています。デザインは手の届く贅沢提供するべく、ディテールにこだわり、贅沢な素材とユニークなデザインを使用しています。それらは偉大なデザインの真の美を表現しています。
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バイキング時代よりデンマークのデザインは、シンプルで、耐久性があり、力強いデザインを作るという考えから、クリーンなライン、そしてミニマルなルックスなどの重要な要素を取り入れたシンプルさと機能性を通じて、生活の水準を高めるという考え方に発展してきました。
今日のデンマークデザインは、その機能性、シンプルさ、そして上質な素材が世界中に知られています。Obakuのデザインは、タイムレスでユニークです。つまり 一生使えるものです。
Obakuは黄檗山のふもとで1661年に開宗された禅の哲学の一派からその名を取っています。
黄檗禅は完全な身と心の一体を大切にしています。それは人の在り方、つまり心の状態です。黄檗禅は、歪みなくものを見据え、自分の考えや自然によって作られた最低限のもののみに集中します。アジアでは禅の哲学は質素さを重んじ、生の本質を模索するための基本的な価値観として尊重されています。それは真実と平静を大切にします。
Obakuのロゴは禅の書画であるサークルオブライフ、日本語では円を意味する円相によってインスパイアーされました。それは強さ、優雅さを象徴した一瞬一瞬の表現です。書画の円相は、心の解放と、体と精神の活動を意味します。
Obakuのウォッチコレクションを支えるのは、デンマーク人デザイナーのクリスチャン・ミケルセンです。彼は、この業界でもトップと考えられているデンマーク国立オーフス建築学校にてインダストリアルデザインを専攻し、卒業しました。クリスチャンは、15年以上ウォッチをデザインしてきており、そのミニマリスティックでコンテンポラリーなデザインは国際的にも有名です。
高級品を作る職人の家庭で育った彼は、製品の美は開発段階の一歩一歩に費やされる努力と配慮により生み出されることを学びました。ディテールにすべてがあり、ディテールが製品である。
「私はウォッチをデザインするとき、それは時を刻む以上のものだと考えている。私にとって偉大なウォッチとは見てもよし、触ってもよし、身に着けてもよしというものである。それは人々に語りかけ、彼らの自己表現を引き出すエモーションを兼ね備えているべきだ。」と彼は話します。
ラウ・フィンハルト・ルーヘはブランドObakuを制作するための重要な一役を担ってきました。彼はデンマーク国立オーフス建築学校においてインダストリアルデザイナーとして教育を受け、子供の頃から生活の創造的な側面に興味を持ってきました。
「私にとって重要なことは、長く愛されるデザインを作ることです。私は、ファストで一時的流行のようなソリューションは好きではありません。私は本当にデザインと向き合い、デザインを結実させるためにエネルギーを集中したい。」と彼は言います。同時に彼は頑固な完璧主義であることを認めています。
「Obakuウォッチの制作に関わることはエキサイティングでありとてもおもしろいプロセスです。デザイナーとして、私のデザインに私だけのキャラクターを残す自由があるのですから。様々な素材で作業する場合、それぞれの素材が持つ効果について深く理解しています。私のデザインの目的は、人々が長い間使いたいと思ってくれるような製品を作ることです。」と彼は言います。